Wicket1.5をいろいろ見てみる - その1

Wicket1.5になってjar(モジュール)の構成が細分化されています。(1.5rc4.2現在)
今までだと「wicket.jar」としてまとまっていたクラス群が下記のように分割されています。

分かれてからといってmavenの依存関係に上記3つを書かないといけないかというとそうではなく、wicket-coreがwicket-utilとwicket-requestを参照しているのでmavenにおいてdependencyに追加するのはwicket-coreのみとなります。

各モジュールの役割は名前から推測できる通りです。
wicket-utilは汎用的な処理を行うAPIが提供されています(例:ConverterとかファイルI/O系とか)
wicket-requestはリクエストだったりレスポンスだったりURLのマウントだったりのAPIがまとめられています。(インターフェースが主。例えばRequestCycleはwicket-coreにあるけどそのインターフェースであるIReqeustCycleはwicket-requestにあります。)

次回はWicketFilterとかそこら辺をいろいろ書こうかと思います。