NetBeansとMavenで始めるWicket

Wicket歴が1年を超えた自分が現時点で一番簡単にWicketを始められるんじゃないかと思う方法をメモしてみます。(ここでいう簡単の定義は主にGUIを使用するということにしています)

用意するのは

の2つ。

 MavenのダウンロードはMaven – Download Apache Mavenから各プラットフォームにあった物をダウンロードして下さい。
 NetBeans6.1のダウンロードはNetBeans NetBeans 日本語サイト内にある「Download NetBeans IDE」のリンク(画像)をクリックして日本語版ダウンロードページに行きます。そこにはMobile開発用やC++用にカスタマイズされたNetBeansが用意されているのですが今回は「WebおよびJava EE」のバンドル版を入手します。

 ダウンロードしたMavenを解凍し、解凍した先にある「apache-maven-2.0.9」フォルダを「MAVEN_HOME」として環境変数に登録した後、%MAVEN_HOME%\binをPathに追加します。コマンドプロンプトを開き「mvn -version」と入力し「Maven version:2.0.9」と表示されればMavenのインストールは完了です(環境によってはPCの再起動が必要です)

 次にダウンロードしてきたNetBeansのexeファイルを実行し、インストール作業を行います(8080ポートを常に使用していなければ「次へ」を押していけば問題ないです)

 MavenおよびNetBeansのインストールが終了したらNetBeansを起動しましょう。NetBeansの実行ファイルはNetBeansをインストールしたフォルダのbin直下にあります。

 NetBeansが起動したら「ツール」→「プラグイン」→「使用可能なプラグイン」の中から「Maven」を選択し、インストール及びNetBeansの再起動を行います。

 再起動したら「ファイル」→「新規プロジェクト」を選択し、カテゴリの中からMavenを選択、プロジェクトは「Mavenプロジェクト」を選択して「次へ」をクリックします。次の画面にて「Archetypes from remote Maven Repositories」のリストを表示させ、「Wicket Quickstart Archetype」のリストの中からVersion1.3.3のArchetypeを選択します(バージョン情報は下段の説明内に表示されます)
適当なプロジェクト名やグループIDを付けて完了を押し、プロジェクトが出来たらプロジェクトを右クリックして「実行」を選択します。

APサーバーが起動し、ブラウザに「Wicket Quickstart Archetype Homepage 〜」と表示されれば完了です。


・追記(8月18日)
プロジェクトの「実行」前に必要な事が1つありました。APサーバーとの関連付けです。
方法はプロジェクトを「右クリック」→「プロパティ」→「実行」にてサーバーに選択が必要です。
ここでは普通にバンドルされているGlassfishを設定しましょう。
追記終了